YouTuberよりも声優になりたいと思う人がまだいるなら・・・本当にやめとけって話。

こんばんは、インキャブロガーのぼるしちです。

ぼるしち実は（何度か言ってるかもですが）

声優を目指して頑張っています。

しかも・・・・養成所に入って6年目w

いまだに結果は出ず、今も奮闘しています。

そしてこの年で今の養成所は卒業となるので・・・

この6年間頑張ってきてやめたほうがいいよって言うことをご紹介していきます。

まず初めに

皆さんなんで声優になりたいと思っていますか？

アニメが好きだから？声優が好きになってそれでなるべく近づきたい？

とか、

あの憧れの声優さんの近くに行きたいって言う理由でも。

 別に理由なんてそれぞれで全然いいと思うんですよ個人の考えで。

でも・・・

実際そういう考えで入ってきて養成所とか専門学校とか多分なんですけど、

大体の方が何かギャップを感じると思うんですね。

もしアニメが好きでって言う方の場合

まず、養成所に入ってやることって言うとお芝居の勉強になってくるんですよ。

実際、お芝居っていうのは最初に考えていたアニメが好きって言う考えからは、

全く別な方向のものであって。

主軸が全然違うんですよ。

お芝居って言う路線

と

ただ趣味としてアニメが好き

って言う路線。

僕の場合アニメが好きって言う路線で入っていったんですが。

そこでお芝居って言うものに出会い、

僕はそのお芝居を好きになったんです。

なのでこの6年間も今もまぁこれからも続けていきたいっていうのがかなり大きくて、これからも続けていくつもりなんですが・・・

ここからが1番の議題といいますか今メインの問題になってくるんですけど、

もし、これを見ていただいているあなたが?

アニメ好きならそれこそ声優さんが好きならば?

それだけが好きって言う理由だけでお芝居を好きになって声優を目指しますか?

もっと言うと

今までただのアニメオタクだった声優オタクだったって言うあなたが、

その養成所に入った時点で

『はい、これからあなたは俳優さんです。お芝居をしてください』って言われるんです。

 ここまで言えばわかると思うんですけど、全然目的が変わってきますよね？。

知ってる方もいらっしゃいますが、

昔、売れ残った俳優が請け負った仕事として声優があったって言うものだったんですね。

過去には、僕はその時代来てないんで詳しくは知らないんですけど僕も聞いた話なので・・・

結局は、

俳優さんがやる仕事の専門職として声優がある

って言う事なんですね。

最初の理由がどうであれ、

そこで入ってみてお芝居が楽しいって思える方と思った方、

それにやりがいを感じられた方がいれば・・・頑張れると思うんです。

僕がそうだったので結果が出なくとも

6年間頑張って芝居を勉強してやってきたんですけれど・・・・

今回、なんで僕がこんなことを記事に取り上げたのかって言うと、

現場の僕のクラスではあるんですが、

僕一応6年も通っているのでその養成所で通える、

1番上のクラスに通わせていただいてます。

あのですね。

ほんとに今のクラスになってからなんですが、

お芝居ができていないのにもかかわらず・・・・・

1番上のクラスにまで行けてしまう人が8割もいるんです。

これってどういうことかわかりますか?

技術が伴っていないにもかかわらず上のクラスに挙げられて、

あともうちょっとで私は声優になれるって言う勘違いが生まれてしまうんですよ。

これってものすごく危険な行為。

6年も通ってた程度で僕自身の芝居が上手いとは、

そんなに思っていないですけど、

ここまでやってくると上手い下手の良し悪しぐらいわかってくるわけですよ。

ほんとにひどくてみんな基礎からやり直せって言うレベルなんですよ。

本当に声優の〇〇さんが好きって言うんだったら、

その人がどういうイントネーションで喋っていたり、

どういう発声で喋ってたり、

どういう声色を使って、

どういう高低差を使って、

どういう音を表現してどういうものを見せているのか

って言うものが、

たった数十秒の日のセリフだけでも、

ものすごい勉強量得られるんですね。

もし、

そういう勉強しているのであれば聞いててそのイントネーションおかしいってわかるんですよ。

それをわからないって言う人が大多数で

＋

お芝居って基本的に人間の感情のドラマです。

なので我々役者は、セリフで会話をしなくちゃいけないんですよ。

ギャルゲーの短いセリフだってちゃんと聞くとわかるんが、

こっちに話しかけるようにちゃんと喋ってるんですよ。

※あのほんとにうまい人ですけどね・・・

役者にとってお客さんにせよ、

役者同士に声をセリフを相手に投げかけるって言う行為が、

何か作品を作る上で1番大事な1番大事なことなんですよ。

これを1番上のクラスもあと1歩で声優になれるかもしれないっていうところにいるにもかかわらずわからず、

このクラスに入るって言う人が8割もいるんです。

単純にやばくないですか？！

養成所側が搾取してるだけなんですよ？！お金を？！

僕らに毎年20万30万だか分からないですけど、

まあそれぐらいのお金を搾取してそれから得られるリターンと言う、

スキルと時間と技術と言うものが全くもって身になっていないわけですよ。

僕の場合は週１でレッスンを受けてます。

他の場合は正直わからないです。

週３クラスに通っていたと言う子に聞いても他に会話芝居じゃなくてボーカルとダンスのレッスンをやっていたって聞きました。

ただ・・・どこも変わらないのは、

1クラス30人も1人の講師に見てもらうんです3時間で

これ単純検査してもらうと分かるんですけど3時間でそれぞれ1人を見る時間何分だと思いますか？

6分ですよ！1人6分！。

僕ら週一であれば大体200,000円払っています。

これを月に換算すると大体16,700円です。

さらに・・・

月に週4回ですよね週一ですと。

それを先程の金額を割ると大体一日4200円をわざわざ6分のために払ってるんですよ。

明らかに無駄金ですよね。

コスパが悪すぎる。

でも、これって別に養成所が悪いわけでもないし講師が悪いってわけでもないですよ。

ちゃんとプロを呼んで勉強させてもらえる

って言う時間と場所を考えると正直1日4200円て安い方だと思うんですよ。

では、

毎月16,700円を払ってまぁ1日6分しか見てもらえずにどうやってプロの技術を手に入れるのか、

空いた時間を使って自分で練習するしかないんです。

自分たちがお金を払っている

6分間は1週間練習してきたことをプロの前で発表してみてもらえる時間なんです。

養成所に通う事は簡単です。

面接もありますけど僕の通ってるところは、

全然経験がなくても全然滑舌が悪くても通えます。 

 

僕が伝えたいこととして

ただアニメが好きだよ、声優が好きだよって言うだけで入ってきた場合、

まずお芝居を好きになれるか考えてみてください。

そして、毎月16,700円払ってたった1日6分しか見れなくても

毎週毎日自分の時間を削って

芝居の練習に明け暮れることができるか、

それを考えてみて下さい。

ただただ養成所に通っていれば、

声優になれるって思ってる

あまちゃんが

おおすぎます！

僕は本当に今のクラスになって、

とても辛いです。

6年もかかってこの6年目が1番最後のクラスなんですね。

これから僕自身どうなるのか、最終的な試験があるんですけれど、

それの結果次第で僕は声優になれるかなれないかそれが決まってこの養成所を後にします。

あくまで今回は僕の訴えです訴え、

これを書いて、

少しでも勘違いしてる人とかが理解して、

その声優を本気で目指してる人の妨げにならないような養成所ができたらいいなって、ほんとに思ってこれを書いています。

声優を就職先とか思わないでください。

あくまでこの役者とか声優って言う生き方でしかないんですよ。

アウトローな。

だってどこにも所属してないし誰にも証明できないんですよ？

私が声優です。私が役者です。って言う免許とかないですから、

資格もないですし

売れるか売れないかでこの生き方は決まってきます。

僕なんか、たかだか最近始めたブロガーで養成所6年通ってるだけのペーペーな、

奴の言葉より今活躍してる声優さんがとんでもない本を出してるんですよ。

知ってる方も多いと思うんですけど大塚明夫さんの出してる。

こちらの本『声優魂』

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多分こんなにしっかりと声優の現実って言う物を

我々声優を目指している人に描いてくれた本は、

ないんじゃないかって言う位

しっかり書いてくれてます。

フィクションなしで自分の経験を踏まえた上での

どういうことなのか、売れるにはどうしたらいいのか。

僕のこの記事に少しでも何かひっかかりを感じる人がいるのであれば、

ぜひこの本を読んでみてください。

声優志望はもちろんぜひこの本は読んで欲しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。